高齢者と豪奢品

今日もカイゴーの面々は、スタッフも利用者さんもたくさんの豪奢品に囲まれて過ごしています。

五月人形と散りばめられた花たち

いくつになっても花を愛でる感性は変わりません

昨年までネズミ仕様だった壁画

 

東京都と百貨店が「豪奢品とは何を指すか」で舌戦を繰り広げてる中。こんなに豪奢な品物に囲まれているカイゴー、デイサービスセンターみらいです。

しかし、介護保険制度の中でも似たような戦いがありました。

「嗜好品」ってやつですね。

たとえば、タバコやお酒などは、一般的には嗜好品とされることが多くて、このようなものの買い物代行は介護保険では行えないことと判断されることが多いです。

もちろん、酒もタバコもやるなということではなく、「介護保険では取り扱えませんよ」という

ことであります。

介護を受ける私達の先輩方は、「危ないから立っちゃダメ」とか、「迷って返ってこれなくなるから」と電気錠で閉じ込められたり、好きなものも「体に悪い」と禁止され、帰りたいと言えば「帰宅願望あり」と記録されてしまうことがあります。リスクが伴うことは、ことごとく自粛を余儀なくされ、酒もタバコも「嗜好品」と切り捨てられ、、

 

「不要不急の自粛」「豪奢品の販売禁止」

 

私達の先輩方はずっと、このような状況を受け入れてきてる。今なら想像できるのではないだろか。

私達が先輩方に強いてきたものが何なのか。


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