「うそだろ!さっきのはしゃぎ様はなんだったんだ!」
彼女に裏切られた我々は茫然と、一日を振り返っていた、、、
去る10月某日
弊社顧問チームの一人である、行政書士事務所みらいの岡田氏に会うべく信州を訪ね、わたしは旅にでました。
中央道で甲府盆地を抜け、茅野市へ。山々はしずかにそこに座っておられます。
諏訪湖畔にレンタルルームをとり、缶詰状態で打合せを。
翌朝、霧が晴れようとする諏訪湖畔を一望し。わが心の霧も晴れた心地でありました。
今回の旅の目的のもうひとつは、ウィズファームの視察であります。
ウィズファーム➡https://withfarm.amebaownd.com/
下伊那郡松川町にやってまいりました。あたり一面のリンゴの果樹園の中にウィズファームはあります。
ウィズファームは、農福JAS取得の第一号として注目されている農園です。
就労継続支援の事業所に働きに来ている方が、作ったリンゴを農福JAS企画製品として販売しています。
もともと松川町はリンゴの栽培が盛んで、この町で作るだけでブランドになるような、特別な産地なんです。
リンゴと対話する吾人
マスターこと、ウィズファームの代表者の森下さんとは、社会事業大学の同期です。
というとカッコイイですが、通信教育課程で5日間ほどしかご一緒してはいませんでしたが、その人柄に惚れてやってきてしまいました。
ここに収穫したリンゴを集めて仕分けをします。
見切れているのは、岡田氏の営む行政書士事務所みらいの主任、後藤こころ女史。
農園へつくまでの道中、大自然に感動しテンション爆上がりだった、こころ女史。
女史いわく「自然が微笑んでいる」「リンゴが話しかけてくる」と、詩人ぶりを発揮していましたが、
さんざん見学した挙句、こころ女史は、リンゴアレルギーであることを白状。
一同茫然とし、こころ女史の綴る詩に感動した気持ちを返してほしい気持ちに襲われました。
女の笑顔はおそろしい。
たしか杜子春という中国の話で、主人公の杜子春がお母さんにも言われていたことだ。
それはさておき、自慢のリンゴを売っていただき、ジュースも頂きました。
マスターありがとう!
その後、マスターの経営する、らーめん「やんちゃ」にて味噌ラーメンを頂く。
ここにも、就労継続支援事業所から働きに来ている方がいるそうです。
居酒屋「ちゃんや」というのもあるそうです。
マスターは、地元の自然と一緒になって人々を包みこんでいました。
信州の諏訪と、下伊那の自然が微笑み、人のあたたかさに触れた旅でありました。
こんな良いところなら住み込みで働きたい!
という気持ちになりましたが、ご利用者を最前線で守り続けているカイゴーのスタッフの元へ戻らなければと、
信州の山を後にしました。