プロ野球、日本シリーズはソフトバンクの優勝と相成りました。
残念ながら我が阪神タイガースは蚊帳の外、地元所沢・西武ライオンズの出番もなく
個人的にはつまらない日本シリースでしたので、画像はなし!
さて、今年最後の登山は、中央アルプス、宝剣岳・中岳・木曽駒ヶ岳。
茅野市~伊那市~駒ケ根市の道中、紅葉満開を満喫し菅の台バスセンターからバス移動。
駒ヶ岳ロープウエイにて、おおよそ1.000mの標高をクリア。ラクチンです。
今日の登山計画? 精神集中?
使命を終えようとする紅葉を横目に、あっ!というまに千畳敷カール到着。意外に狭いと感じる。
15時過ぎ。ガスが発生してます。ここから、ひたすら登りです。
数日前の雪が残って風情がありますが、寒いです。
超~急な標高をクリア! 頂上に達すると恐ろしいくらいの光景…。今回のお宿、宝剣山荘。
すぐそこの宝剣岳も中岳も見えません…。
今回も命を預ける案内人は、みらい行政書士事務所岡田氏。
岡田氏は不思議な方です。本業の他に即応自衛官として日々心身を鍛え、
自宅の茅野市では、米も作っております。ピアノ演奏もお上手です。多才です。
すぐそこが山小屋ですが、人が居るのか不安になりました…。
建付けの悪い扉を開けると…。暖ったか~い。
お湯500ml(¥200)!とても高価です💦 ちびりちびりと焼酎のお湯割りで乾杯!
阪神タイガースの次期監督は「ミスタータイガース掛布」だ、いや「こてこて生粋の関西人
そらそうよの岡田」だ、優勝に縁遠い阪神タイガースの他愛もない話で盛り上がる(笑)
明日の晴天を祈りつつ、山時間に合わせて早めに就寝。トイレ迄の移動が寒いです。
早朝4時過ぎ。ご来光を見んがため寒風にぶるぶる震えながら出発。
そろそろです。幻想的な光景が…。北岳の山頂方面からいよいよご来光です!
シャッターチャンスに、手袋を外すと凍えそうです。つま先と手先が冷たい。凍傷注意!
日の出からは標高が高いので、早送りみたいな速さで明るくなってきます。
せっかく登ったのに、ここを下りそして、また登り木曽駒ヶ岳へ。(これが登山の苦しさ!)
登頂!!! 木曽駒ヶ岳(2956m)達成感200%
お腹が空いてきました。ここで、朝ごはんの予定ですが…。強風にて断念😢
中央アルプス山頂からは、北アルプス・八ケ岳・南アルプス、そして富士山が一望!何でも見えます?
遥か遠くの富士山を望む。2019年はここか!とワクワクする。
あっ!絶景に見とれて、朝ごはんを忘れてました。急ぎ山小屋へ。
風が強く沸騰しません…。おや! もしや…。ガス欠でもあります😢
結局、寒さに耐えきれず宿泊した山小屋で休憩。冷や飯(かなり固いぞ!)に、ほんの少し暖かくなった
ビーフシチューをぶっかけて食べる。
美味しゅうございます。(山で食するものは何でも美味しいです)コーヒーも👍
さあ~! 次は難関の宝剣岳だ!
すぐそこで距離はないのですが、かなり難易度が高い。ちょいと竦む…。
昨夜、山小屋で出会ったご夫婦の情報をまとめると今回は登らない方がいい…(-_-)
登りたいなら無理にとはいいませんけど。なんて言われたら・・・。
せっかくだからと岡田氏と顔を見合わせて呼吸を整え挑戦するが…。
虎党は、途中で勇気ある決断!登頂を中止する👏
しかし、岡田氏の目は頂上に向いており、どうそ・自己責任ですよ(笑)と見守る…。
流石の案内人も途中で中止する。登ったはいいが下りが危険で立ち往生。
無理をして下ると滑落します。
軽アイゼンを装着して慎重に戻れました👏
乗越浄土からみた宝剣岳山荘前の広場。登山者はここで一息。
左が宝剣岳、右上方向が中岳・木曽駒ヶ岳方面です。
伊那前岳(2883m)を経由し千畳敷へ下山。駒ヶ岳ロープウエイを目指します。
急傾斜にも慣れてきて驚かなくなりましたが、下りは何回きてもキツイ。
朝が早いため登頂者とのすれ違いが多くなる。当然、若き乙女達が疾走してます。
気温が高くなり暑くなる。上着を脱いでハイ・ポーズ! 達成感に浸る虎党。
帰路、長野と言えば「蕎麦」そして、日本が誇る「かんてんパパ」で有名な「伊那食品」
を表敬訪問?する。
広大な敷地!ゴミひとつない整備された植樹。本社や研究所等のビル群が自然に溶け込んでます。
公園・食事処もたくさんあり地域の方たちが自分の庭のように寛いでいます。
観光コースにもなっており、大型バスの駐車場もあります。
そして、感心させられたのが働いている従業員の所作や笑顔です。
地元で人気№1企業なのがわかるような気がします。
蕎麦店の店員さんも伊那食品の社員さんです。(定期の異動があるんでしょうね)
なんと!このショップは寒天商品・お茶の試食ができます。早速頂きます👍
そして工場見学がいつでも可能。(虎党は物つくりのラインや工場見学好きなのです)
伊那市から小淵沢への帰路から望む八ヶ岳。
こちらは諏訪湖の美しい街並み。
今回の登山は、寒さの準備と天候の変化を学びました。手先・足先の冷たさが半端ないので一工夫が必要。
山小屋で神奈川からの登山者夫婦(同年代?)と出会い懇談する。
かなりの熟練者と虎党は見た。(実際、かなりの健脚でありました)
夫婦で仲良く登山する光景は微笑ましいですね。👍
伊那食品を見学できたのは予定外だったの大変良かった。
伊那食品の理念というか思想は従業員の幸せの為であり、従業員は大切にされていること
で、より頑張れるのでしょうね。
こんな素晴らしい会社が日本全国には、たくさんあるのだと聞いたことがあります。
ニッポンも捨てたもんじゃない!
今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
この短期間ですっかり山の魅力を満喫しました。
体力的にはいつまで耐えられるかわかりませんが、挑戦したい山々がたくさんあるので、
ワクワク・ドキドキしております。
気持ちは2019年へ。
🗻虎党の山紀行~2018.10.31