カイゴー本部の小林です。
雨の多い秋ですね、週末の「ところざわ市民フェスティバル」「入間万燈祭り」の開催に支障がでないことを祈っています。
さて、先日早稲田大学の村岡慶裕教授にお会いする機会がありました。
ロボット研究などを医療や介護の現場に、真に活かしたいと奮闘されているクールで情熱的な方でした。
「まるで役に立たない介護ロボに莫大な国家予算が投じられており、あたかもその研究開発が大成功しているかのような印象操作まで行われている横で、年々介護報酬が引き下げられ疲弊していく業界」のお話。
懇談の中ではやはり、「介護士やその団体はもっと発言力・発信力をもたなくてはいけない」という事が話題になりました。
いろいろな場面で、同様の結論に達することがあるのですが、わかっていてもなかなか行動できないのが現状。
では、発言、発信を効果的に行うにはどうしたらいいのか、どんな力をつけ、どんな組織でどんな戦略を持てばよいのか。そこまでの企みをもたなければ、時代は動かせないとつくづく感じました。
有史以来、人民の歴史には常に権利を獲得する闘争があった。
権利を蹂躙する者との、熾烈な暗闘があった。
社会福祉士の倫理綱領には、「人権と社会正義の原理に則り」とある。
正義は、勝つとは限らない。正義であればこそ、断じて勝たねばならない。
村岡教授の起こした戦いもまた、社会正義の勝利につながることを祈り、次の言葉を贈ります。
(現在村岡教授は、慶應義塾大学医学部における「公的研究費20億円詐欺疑惑」を告発しているそうです)
ファシズムや侵略戦争に、ペンで戦いを挑んだ文豪ロマン・ロランの言葉
「率直に語れ!虚飾も気取りもなく語れ!多くの人々から、この上もなく単純な人々から、この上もなくつつましやかな人々から理解されるように。そして理解されすぎることを決して恐れるな!影もなく、ベールもなくはっきり、しっかり語れ!必要とあらば重苦しく語れ!そのために一層強く大地を踏みしめることが出来るのならそれでもかまわない!そして、お前の思想をよりよく打ち込むために同じ言葉を繰り返すのが有効なら繰り返すが良い。打ち込むが良い。他の言葉は探すな!一語と言えど無駄にするな!お前の言葉は行動でなくてはならぬ」